日韓徒然話

日韓の色々なことについて気づいたことを徒然に綴っているブログです

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「近くて遠い国、韓国」

 

日韓関係を形容する際に、よく聞く言葉である。

日本と韓国の関係性を語るとき、メディアから聞かれるのは、そのほとんどが、ネガティブなものだ。

 

社会人になって9年目になる私は、仕事柄、韓国に行く機会がたまにある。韓国に行くたび、ニュースで聞くことと実際のギャップに戸惑ったりする。

メディアと現実のギャップが、当然日韓関係においても存在するなぁと感じるのだ。

 

普段、ともすれば「国」という次元でしか私たちが考えることのない両国について、違う次元で考えてみたときに、見えてくることが多くあると感じる。

その次元と言っても、大衆文化を代表すると言われるKpopや言論などの次元ではなく、市井に暮らす人たちの姿や関係はどうなのか、と考えてみる。

 

先日、韓国に何日か滞在した。そのときは、ちょうど3月1日をまたいだ訪問だった。そう、3月1日といえば、1919年の3月1日に、「三一独立運動」が起こった日だった。

今年はその100周年に当たるということで、日本の外務省も韓国内での反日デモの警戒情報を出していた。

しかし、ソウル市内は、現政権に対するデモこそあれ、反日デモらしきものは見当たらず。国からの情報といえども、多分にバイアスがかかっていることを再認識した。

 

-日本から見た韓国。韓国から見た日本。そのイメージは、ほとんどの国民にとって、当然メディアを通して形成されるが、そのイメージは、大抵は極端なものだ。そして、関心を持ってお互いのことを調べたりしない限り、私たちはそうした極端なイメージ以外に、触れることはあまりない気がする。

 

しかし、実際にそこに暮らしている人たちの全てが極端なニュースで彩られているわけではない(というか、物ごとの切り取り方によって極端にされているだけということもよくある)。

メディアの世界で生きたこともない私が、ごくごく普通の日常の中で気づいたことを、徒然に綴ってみながら、日本と韓国を色々な角度から見てみたいと思う。